「自分とは違う趣味を持つ相手に魅力を感じる」9割以上 ※画像はイメージです(kapinon/stock.adobe.com)
「自分とは違う趣味を持つ相手に魅力を感じる」9割以上 ※画像はイメージです(kapinon/stock.adobe.com)

「共通の趣味がないと、恋愛や結婚ってうまくいかないのかな?」…そんな悩みを抱える婚活中のみなさんに朗報です。株式会社IBJ(東京都新宿区)の研究機関『IBJ結婚みらい研究所』が実施した調査によると、9割以上もの人が「自分とは違う趣味を持つ相手」に魅力を感じていることがわかりました。

この調査は、同社が運営する婚活サービス『ブライダルネット』の会員男女379人(男性270人、女性109人)を対象として、2026年8月にインターネットで実施されました。

まず、結婚相手や交際相手に「持っていてほしい・共通だと嬉しいと感じる趣味」を聞いたところ、「旅行」(56.5%)、「料理」(47.2%)、「グルメ」(38.3%)など、いずれも休日のお出かけや食事など、日常生活のなかで一緒に体験を楽しめる趣味が上位に挙がりました。

一方、「アニメ・マンガ」(18.2%)や「ゲーム」(11.3%)、「推し活・ライブ鑑賞」(6.6%)は少数派となり、特定のジャンルを深く楽しむことよりも、生活に取り入れやすい体験を共有できることが好まれる傾向がうかがえました。

もちろん、回答割合が低い趣味だからといって、結婚相手として不利になると決まったわけではありません。共通の趣味は、二人の時間を楽しむための選択肢のひとつと考えられそうです。

好きな趣味は人それぞれですが、結婚を考えると、相手の趣味に対して気になることも出てきます。

特に、結婚後は住居費や食費、将来のための貯蓄など、二人で考えるべきお金の問題が増えていきます。趣味にかける金額や時間について、価値観の違いを感じる場面もあるでしょう。

そこで、結婚相手・交際相手の趣味として「許容しにくいと感じる要素」を聞いたところ、「ギャンブル性がある」(79.9%)と「金銭的負担が大きい」(77.0%)に回答が集まり、趣味のジャンルそのものというよりも、支出の予測が難しいことや、家計への影響が大きいことが、結婚相手の趣味を考えるうえで気になるポイントになっていることがわかりました。

続けて、「結婚後にパートナーが趣味に使ってもよいと思う1カ月あたりの上限金額」を教えてもらったところ、「1万円~3万円未満」(48.5%)、「5000円~1万円未満」(27.7%)など、約8割が月3万円未満を趣味に使う上限として選びました。

趣味にかけられる金額は、収入や住居費、子どもの有無、将来設計などによって変わります。そのため、月3万円未満という数字が、すべての夫婦にとって適切な予算というわけではありません。

大切なのは、金額だけを一律に決めることではなく、生活費や貯蓄を確保したうえで、それぞれが自由に使えるお金をどう設定するかという点です。

ここまでの結果を見ると、趣味が合わないことは結婚相手を選ぶうえで大きな問題になるようにも思えます。しかし、調査では意外な結果が明らかになりました。

「自分と違う趣味を持つ相手でも魅力的に思いますか」という質問に対して、「相手の趣味によってはそう思う」は67.8%、「どのような趣味でもそう思う」は29.8%と、合わせて97.6%が、「自分と違う趣味を持つ相手に対しても魅力を感じる可能性がある」と回答しています。

この結果からは、趣味が一致していることを絶対条件とする人は少なく、趣味の違いを受け入れる余地が広くあることがうかがえます。

ただし、「相手の趣味によってはそう思う」という回答が67.8%を占めている点にも注目したいところです。

趣味が違っていてもよいと考える人が多い一方、どのような趣味でも無条件に受け入れられるわけではありません。金銭的な負担や生活への影響など、譲れない条件があることも考えられます。

自分の好きなものを大切にしながら、相手の好きなものにも関心を持つ。必ずしも同じ趣味を楽しむ必要はなく、相手の世界を否定せずに受け止めることが、二人の関係を深める第一歩になりそうです。

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【出典】
▽IBJ結婚みらい研究所/97.6%が“自分と違う趣味”を持つ相手に好印象!大切なのは「歩み寄るスタンス」