ソラノメ

建屋が撤去され、基礎部分が階段のように残る。そばの斜面にあるインクラインのレールで各フロアに人や物を運んだ(小型無人機より撮影)=朝来市佐嚢
古代の遺跡か、それとも城塞か-。山の斜面に沿って広がる神子畑(みこばた)選鉱場跡(朝来市佐嚢(さのう))。「東洋一」の選鉱場とうたわれた巨大施設は日本の近代化を支え、遺構となった今も、山あいの里でひときわ威容を誇っている。
鉱石は6・4キロ離れた明延鉱山(養父市)から運び込まれる。75メートルの高低差を生かし、スズや銅、亜鉛などに選別していく。24時間稼働し続け、夜中でも煌々(こうこう)と明かりがともる様子は「不夜城」と称されたという。
この記事は会員限定です。新聞購読者は会員登録だけで続きをお読みいただけます。
-
ドローンで見る<ソラノメ>余部橋りょう(香美町)
-
ドローンで見る<ソラノメ>尼ロック(尼崎市)
-
ドローンで見る<ソラノメ>円形校舎(神戸市灘区)
-
ドローンで見る<ソラノメ>室津のカキ養殖
-
ドローンで見る<ソラノメ>六甲山スノーパーク
-
ドローンで見る<ソラノメ>神子畑(みこばた)選鉱場跡
-
ドローンで見る<ソラノメ>明石クリーンセンター
-
ドローンで見る<ソラノメ>岩座神の棚田
-
ドローンで見る<ソラノメ>神鍋山噴火口
-
ドローンで見る<ソラノメ>中古建設機械物流拠点