横河家にまつわる古文書が並ぶ会場=明石市立文化博物館
横河家にまつわる古文書が並ぶ会場=明石市立文化博物館

 明石市立文化博物館(同市上ノ丸2)で1日、企画展「東二見 横河家の功績~大坂の陣から近代建築まで」が始まった。戦国時代末期から明治、大正時代にかけて武将や医師、学者や実業家として活躍した、明石ゆかりの横河家一族の功績を紹介している。30日まで。(森 信弘)

■家康からの感状など80点展示

 横河家は近江源氏の佐々木氏が祖先とされ、室町時代から現在の明石市二見町東二見に拠点を置いたと伝わる。明石市は2017年、横河家から資料2982点の寄贈を受けており、企画展ではそれらを中心に書状など約80点を展示している。