NHKの大河ドラマ「光る君へ」で注目を集めた源氏物語。その舞台の一つである明石市周辺には、江戸時代の第5代明石藩主、松平忠国が建てた、ゆかりの石碑が残る。なぜ、その場所なのか。刻まれた歌の意味は-。歴史研究者の義根(よしもと)益美さん(62)=明石市在住=がさまざまな謎に迫り、一冊の本にまとめた。(森 信弘)
■歴史研究者・義根さんが著書、 藩主の書状など研究
タイトルは「源氏物語 明石のうへのおやすみしあと-明石城主松平忠国と源氏物語史跡の謎を追う」。今月、出版社「ペンコム」(明石市人丸町)から出版された。