3月31日午前8時半ごろ、県立明石公園の公衆トイレの外壁や樹木、イベント用に設置されていたテントなどに落書きがあるのを、巡回中の職員が見つけた。オレンジ色のスプレーのような塗料で英文字などが書かれており、明石署が器物損壊容疑などで捜査している。
公園管理事務所によると、公衆トイレ付近に設置した防犯カメラに同日早朝、不審な動きをする複数の人物が映っていたという。
テントは3月29、30日と4月5、6日に開かれるイベント「ロハスミーツ明石」の実行委員会が設置し、中には備品のテーブルなどを置いていた。テント内で飲酒や喫煙をした形跡があり、イベントで使用するために用意していたオレンジ色のスプレー缶がなくなっていたという。
実行委員長の樽谷彰人さん(50)は「なぜこんなことをするのか、腹立たしい」と話した。