米政府監査院(GAO)は15日までに、事故が相次ぐ輸送機オスプレイを巡る調査報告書を公表した。死亡や重い障害、長期入院などを伴う重大事故発生率が2023、24会計年度は、それ以前の8年間の平均よりも高かったと分析。原因の大半は機体やエンジン部品の不具合、運用中または整備中の人為的ミスが関連していたと指摘した。
報告書によると、10会計年度以降、事故で計35人が亡くなった。23、24会計年度に海兵隊と空軍で発生した重大事故は計18件に上り、年間の飛行時間で発生件数を割った事故率は15~22会計年度の平均よりも36~88%高かった。
























