「やさしい日本語」を使ったNPO法人「多文化センターまんまるあかし」のホームページ。読みがなや文節を区切った表記が目を引く
「やさしい日本語」を使ったNPO法人「多文化センターまんまるあかし」のホームページ。読みがなや文節を区切った表記が目を引く

 日本で暮らす外国人の増加を背景に、日本語を習い始めたばかりの外国人にも理解しやすい表現を心がけた「やさしい日本語」の使用が各地で広がっている。明石市内でも、在留外国人らをサポートする団体が簡単で分かりやすい言葉を使ったホームページ(HP)を開設し、好評を得ている。(杉山雅崇)

■支援団体などがホームページ整備

 やさしい日本語は、難しい言葉を別の表現に言い換えるなどして、相手に配慮した分かりやすい日本語のこと。文化庁は2020年に「在留支援のためのやさしい日本語ガイドライン」を作成し、自治体などへの普及を促している。