阪神・村上頌樹投手=神戸市中央区東川崎町1(撮影・中西幸大)
阪神・村上頌樹投手=神戸市中央区東川崎町1(撮影・中西幸大)

 今年、38年ぶりに日本一を遂げたプロ野球阪神タイガース。セ・リーグの最優秀防御率を獲得するなど、チームの勝利に貢献した南あわじ市賀集地区出身の村上頌樹投手(25)が神戸新聞のインタビューに応じ、地元への思いや来季への意気込みを語った。

 -昨季、1軍登板はなかった。今季飛躍の背景は。

 「昨シーズンのオフに先輩の青柳晃洋投手らと自主トレをした。投球フォームを少し改善したりし、こつをつかんだこともあるが、『普段通りに投げればいい』とメンタル面でアドバイスを受けたことが結果につながったと思う」

 「春はずっと無失点が続いていたが、『試合に勝てればいいや』と楽観的だった。例えば、ノーアウトランナー3塁なら1失点は仕方ない、と。割り切ることの大事さを青柳さんから学んだ」