■AIとどう向き合うか-tofubeatsさん、横尾忠則さんらに聞く
急速に発展する人工知能(AI)は、最も人間的な営みとされてきた「芸術の創造」にも活用され始めています。芸術とAIの向き合い方を探り、人間の知性の本質を問う文化部の新連載「AIと創造力」がスタートします。神戸市出身の音楽家tofubeats(トーフビーツ)さん=写真=や、西脇市出身の美術家・横尾忠則さんら兵庫ゆかりの芸術家や研究者に創作の流儀や考えを尋ねます。
■「生きヘタ?」に阪神・原口選手が登場
さまざまな「生きづらさ」を読者と分かち合うコーナー「生きるのヘタ会?」(生きヘタ?)の新年スペシャルのテーマは「がんサバイバー」。38年ぶりの日本一に輝いたプロ野球阪神タイガースの代打の切り札で、2019年に大腸がんから復帰した経験を持つ原口文仁選手のインタビューをお届けします。
■阪神・淡路大震災29年 ニュースや連載で多角的に
6434人が亡くなり、3人が行方不明となった阪神・淡路大震災は2024年1月17日で発生から29年を迎えます。記憶の継承、巨大地震への備えが一層重要となる中、ニュースや連載で、足元の防災や復興の課題などを多角的に検証します。小学1年で震災を経験した芥川賞作家、井戸川射子(いこ)さん=写真=のインタビューも掲載します。
■シリーズ「経済大転換」の新章がスタート
日本経済の「失われた30年」と現在地を問い直すシリーズ「経済大転換」の第6部が始まります。テーマは流通。高度成長期に流通革命をもたらしたダイエーの栄枯盛衰、そのダイエーを傘下に収めたイオン、百貨店とスーパーの2本柱戦略を進めるエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリング、フランチャイズ展開で「業務スーパー」が全国千店舗に達した神戸物産…。トップの足跡や関係者の証言を織り交ぜ、過去から現在を照射します。
■12地域の新年連載 郷土色豊かに
神戸新聞ならではの12地域ごとの新年連載をお届けします。身近な方言から生活や文化をひもとく「『但馬弁』って何でぇな」(但馬)▽地元の調味料や食文化に光を当てる「播磨のさ・し・す・せ・そ」(西播)=写真▽「てくてく神戸 トアロード編」(神戸)▽「阪神駅前情話」(阪神)-など各地域の魅力を再発見するラインアップをどうぞお楽しみに。
「播磨のさ・し・す・せ・そ」など西播エリアの連載