淡路島内外から集まった総勢100人によるオカリナ演奏が、志筑神社(淡路市志筑)の例祭宵宮祭で奉納された。各地のクスノキの下で演奏を続けてきた愛好家らが100回目の節目に合わせ、人数を合わせた。日が暮れた幻想的な境内に、のびやかな音色が響き渡った。(中村有沙)
同神社宵宮祭でのオカリナ演奏は、昨年に続いて2回目。きっかけは、宝塚市出身のオカリナ奏者徐香淑さん(43)が、同神社の境内にあるクスノキを題材にした「ありがとう」という曲を作ったこと。曲を聞いた白髭明宮司(53)と徐さんが意気投合し、演奏が決まった。