淡路島南西部、南あわじ市阿那賀志知川の県道が昨秋の豪雨で陥没の被害を受けてから1年がたち、復旧工事が進んでいる。海に面している上、山から水が滝のように流れ落ちる現場での難工事だが、9月17日現在で約5割の進捗(しんちょく)。年内の通行止め解除に向け、コンクリートの擁壁を造るなど盤石の道路を目指す。(劉 楓音)
陥没が確認されたのは、昨年9月11日。大雨の影響で長さ約9メートル、幅約5メートル、深さ約2メートルの巨大な穴が道路に開いた。水があふれ見えなくなった穴に、軽乗用車と南あわじ署のパトカーが落下する事故も起きた。