久下本誠吾さんの墓前で涙ぐむブライアン・アームストロングさん。後方は久下本さんの妻滋子さん=浄光寺
久下本誠吾さんの墓前で涙ぐむブライアン・アームストロングさん。後方は久下本さんの妻滋子さん=浄光寺

 プロ野球選手を育て、名伯楽と言われた元洲本実業高校野球部監督、故久下本(くげもと)誠吾さんを慕う米ワシントン州シアトルの弁護士ブライアン・アームストロングさん(53)が25年ぶりに来日し、初めて墓を参った。同校で一時英語を教え、久下本さんと親交を深めたブライアンさん。日本語がままならない中「家族同然に接してくれた」といい「やっと感謝を伝えることができた」と涙をぬぐった。(内田世紀)