神戸・三宮で違法な客引きを繰り返したとして、兵庫県警生田署は10日、風営法違反の疑いで、三宮でガールズバーを経営する男(25)=神戸市北区=を逮捕し、店を捜索した。男は「店の休み以外、ほぼ全て違法なキャッチ(客引き)をしていた」と容疑を認めているという。
逮捕容疑は6月23日午前0時45分ごろ、経営する同市中央区中山手通1のガールズバー付近の路上で、パトロール中の私服警察官の男性に客引きをした疑い。
同署によると、男は通りかかった男性に店のチラシを示し、「お兄さん、スナックのお探しないですか」と声をかけた。その相手は、私服警察官だった。
男については、4月と5月にも同法で禁止されている「午前0時以降の客引き行為」をしたとして、同署が繰り返し警告していた。
このため、同署は7月10日夜、再び客引き行為をしていた男を見つけて店を捜索し、男を逮捕した上で、店の営業許可証などを押収した。今後、処分を検討する。