男の自宅や運転していた車から押収された覚醒剤と注射器=兵庫県警福崎署
男の自宅や運転していた車から押収された覚醒剤と注射器=兵庫県警福崎署

 兵庫県警薬物銃器対策課と福崎署は24日までに、覚醒剤取締法違反(使用、所持)の疑いで、同県神河町の会社員の男(40)を逮捕、送検した。

 逮捕、送検容疑は2日午前11時半ごろ、自宅で注射器を使って覚醒剤約0・02グラムを使用したほか、自宅と知人から借りた乗用車内に覚醒剤49・5グラム(末端価格約300万円)を所持した疑い。調べに「自宅で使った。ストレスがあり、自分で使うために持っていた」と容疑を認めているという。

 同署によると、男は交流サイト(SNS)を通じて覚醒剤を入手し、少なくとも10年ほど前から使用していたという。

 男は2日、同県市川町内の播但連絡道路を走行中、速度超過で県警高速隊に止められ無免許が発覚。道交法違反の疑いで逮捕され、翌3日、釈放前の所持品検査で、リュックの中から使用済みの注射器と微量の覚醒剤が見つかった。その後の自宅の捜索などでも注射器と覚醒剤が発見されたという。