玄関ドアが円筒鍵タイプの住宅に侵入し、現金を盗もうとしたなどとして、兵庫県警灘署は１３日までに、住居侵入と窃盗未遂などの疑いで、住所不定、無職の男（８０）を逮捕、送検した。
同署によると、男は７月、神戸市灘区の文化住宅に侵入し、現金を盗もうとした疑いなどが持たれている。
同署は、２０２１年１月～今年７月、同区と京都市で窃盗や窃盗未遂など計７件、現金総額約５４万円の被害を裏付けたとしており、神戸地検はうち１件の住居侵入と窃盗未遂罪について起訴している。
同署によると、男は玄関のドアノブが、内側のボタンを押して施錠する円筒錠タイプの住宅を狙い、ドライバーを使って侵入していたとみられる。同署の調べに「生活費のためにやった」と容疑を認めているという。
