神戸新聞NEXT
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 26日午後4時15分ごろ、大阪市淀川区塚本2のJR神戸線塚本駅で、停車予定だった須磨発京都行き普通電車がホームを通り過ぎ、約330メートルオーバーランして停車した。男性運転士(63)が停車位置に気付かず、ホーム手前で減速していないのに気付いた車掌が非常ブレーキをかけたという。

 JR西日本によると、運転士は聞き取りに「一時的に意識レベルが低下した」と話しているという。電車はその後、次の大阪駅まで運転し、運転士は同駅で乗務を交代した。体調に異常は認められないという。

 乗客約100人にけがはなく、塚本駅で降りる予定だった乗客は大阪駅で降車後に下り普通電車に乗り換えた。このトラブルで、上りの計3本が最大9分後れ、約700人に影響したという。