大麻やコカインを密輸入しようとしたとして、神戸税関は28日、関税法違反(禁制品輸入未遂)の疑いで、大阪市西区に住む無職の女(43)を神戸地検に告発した。
告発容疑は2024年10月18日、ドイツからチャック付きポリ袋などに入れた大麻草3・18グラム(末端価格約1万5900円)とコカイン59・78グラム(同約149万4500円)を大阪府吹田市の親戚宅に送らせ、密輸入しようとした疑い。同税関は容疑者の認否を明らかにしていない。
同税関によると、大麻とコカインに加え、使用した形跡がある吸引用のパイプなどもポーチにまとめて入れられていたといい、成田空港に届いた後に横浜税関川崎外郵出張所の職員が輸入検査で発見した。