神河町の事件・事故
神河町の事件・事故

 22日午後、兵庫県神河町の会社員の男性(64)が「詐欺の被害にあった」と県警福崎署に届け出た。同署は詐欺事件として調べている。

 同署によると、男性は3月25日ごろ、交流サイト(SNS)で女を名乗る何者かと知り合い、ラインで「魅力的ですね」などと送られるうちに好意を抱くようになった。その後、相手から日用品のオンラインショップの出店を持ちかけられ、資金投資などとして、同月29日~4月16日までに5回にわたり、神河町内の銀行のATMから指定された口座に現金320万円を振り込んだという。

 男性はさらに資金を求められたため、閉店したいと伝えると、店を閉める費用として現金700万円を要求された。金融機関で借りようと相談したところ、職員が不審に思い被害が発覚した。