火災が発生し男性が敷地内で死亡しているのが見つかった事件で、現場検証が行われた住宅=17日午後5時34分、広島県東広島市(車のナンバープレートにぼかしを入れています)
 火災が発生し男性が敷地内で死亡しているのが見つかった事件で、現場検証が行われた住宅=17日午後5時34分、広島県東広島市(車のナンバープレートにぼかしを入れています)

 広島県東広島市の住宅で火災が発生し、敷地内で男性が死亡しているのが見つかった事件で、現場から油のような成分が検出されたことが17日、捜査関係者への取材で分かった。県警は同日、男性の死因が頸部を刺されたことによる失血死だったと明らかにし、殺人・現住建造物等放火事件として東広島署に捜査本部を設置した。

 男性は複数回、刃物で首を刺されていた。県警は強い殺意を持つ何者かが殺害、現場に火を放ったとみて捜査する。

 捜査関係者によると、県警と消防が実施した現場検証の結果、住宅の敷地内から油のような成分が簡易検査で検出された。鑑定して詳しく調べる方針。

 火災は16日未明に発生。駆け付けた警察官が敷地内で男性が血を流して倒れているのを発見し、その場で死亡が確認された。住人はリフォーム会社社長川本健一さん(49)と50代妻。川本さんと連絡が取れておらず、県警が男性の身元を調べている。

 妻とみられる女性は自ら近くの住民に助けを求め、病院に搬送された。命に別条はないが外傷を負っており、県警は女性への殺人未遂事件としても捜査する。