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立会人の青野照市九段(右)が封じ手を開封した後、対局を再開する藤井聡太王位(右から2人目)。左は豊島将之九段=6日午前、静岡県牧之原市、平田寺
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立会人の青野照市九段(右)が封じ手を開封した後、対局を再開する藤井聡太王位(右から2人目)。左は豊島将之九段=6日午前、静岡県牧之原市、平田寺

 将棋の藤井聡太王位(20)=竜王、叡王、王将、棋聖=に豊島将之九段(32)=兵庫県尼崎市=が挑戦している「お~いお茶杯第63期王位戦」(神戸新聞社主催、伊藤園特別協賛)7番勝負の第5局は6日午前9時、静岡県牧之原市の平田寺で再開し、指し継がれた。

 藤井の3勝1敗で迎えた本局は、開幕から5局連続で「角換わり」の戦型となった。この日は前日の手順が再現された後、立会人の青野照市九段(69)が藤井の封じ手「8六歩」(60手目)を示し、2日目の対局に入った。

 封じ手は、歩の突き捨てで先手の玉頭に嫌みをつける積極的な手。すぐさま豊島が同歩(61手目)と応じると、藤井は5七歩(62手目)と垂らしてから8一飛(64手目)と飛車を転回し、反撃の姿勢を見せた。対する豊島は4八金(65手目)と自陣を引き締めた。

 青野九段は「藤井王位は先手の態勢を崩そうとジャブを放っているが、豊島九段も相手の手に乗って駒を中央に寄せ、バランスが取れている。形勢は互角で熱戦が続きそう」と話した。

 同日夜までに決着する見通し。対局の模様は神戸新聞NEXTで中継している。

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