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第1局で初手を打つ関航太郎天元(右)と伊田篤史九段=三重県伊勢市、千の杜
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第1局で初手を打つ関航太郎天元(右)と伊田篤史九段=三重県伊勢市、千の杜

 囲碁の関航太郎天元(20)に伊田篤史九段(28)が挑む第48期天元戦5番勝負(神戸新聞社主催)の第1局が3日午前9時、三重県伊勢市のリゾートホテル「千の杜」で始まった。

 関は昨年、プロ入りから史上最速で七大タイトルの天元を獲得。伊田は中部地方の棋士ナンバーワンを決める王冠戦で史上最多の6連覇を達成している。

 定刻、立会人の羽根泰正九段(78)の合図で、握って黒番になった関が右上隅星(16四)に第一着を打ち下ろした。伊田は続く2手目で極めて異例の天元(10十)に打ち、波乱の幕開けとなった。その後、関は黒23(5九)の上ハネなどで強気に応じ、激しい戦いが避けられない情勢になった。

 解説の大竹優七段(20)は「伊田九段の2手目は『天元戦』を意識したのでは。この天元を生かして戦いを起こしたいところ。関天元も積極的で強気と強気のぶつかり合いだ」と話した。

 対局は持ち時間各3時間。夜までには勝敗が判明する見通し。対局の模様は神戸新聞NEXTで中継している。

【天元戦中継サイト】こちら

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