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棋士編入試験で不合格となった後、会見に応じた里見香奈女流五冠=大阪市福島区、関西将棋会館(撮影・秋山亮太)
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棋士編入試験で不合格となった後、会見に応じた里見香奈女流五冠=大阪市福島区、関西将棋会館(撮影・秋山亮太)

 「大きな舞台での対局は大変貴重な経験になりました。ただ、やはり実力が及ばなかった」。里見香奈女流五冠(30)は13日の対局後、大阪市の関西将棋会館で会見に臨み、3連敗で終わった棋士編入試験について、悔しさをにじませながら総括した。

 将棋のプロは棋士と女流棋士で制度が異なる。女性初の「棋士」に近づいたことで大きく注目を集めたことに対し、里見は「ものすごくありがたい気持ちがあり、ほどよい緊張感で対局できた」と振り返った。

 棋士編入試験と並行し、女流タイトルの防衛や奪取が懸かる大勝負も続く中で「どんな状況でも変わらず普段の力を発揮できないと本当の強さではない」とベストを尽くし通した原動力を吐露。「自分のこれまでの将棋よりも新しい指し方をしたが、中終盤のねじりあいで読み負けている部分があった」と3連敗の理由を分析した。

 再受験については「今後考えることはない」と明言。「大きな舞台で敗戦することによって自分自身も成長できるので、今後の糧にしたい」と前を向き、女性初の棋士を目指す後進には「そういう方々が増えたら、よりうれしい」とエールを送った。

(井原尚基、小林伸哉)

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