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第12期加古川青流戦3番勝負を制し、感想戦に臨む徳田拳士四段=16日午後、加古川市内
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第12期加古川青流戦3番勝負を制し、感想戦に臨む徳田拳士四段=16日午後、加古川市内

 将棋の若手棋士らが競う第12期加古川青流戦(加古川市など主催、神戸新聞社共催)の決勝3番勝負第2局が16日、兵庫県加古川市加古川町の鶴林寺で指され、今年4月にプロデビューした徳田拳士四段(24)が斉藤優希三段(26)を下し、2勝0敗で棋戦初優勝を果たした。

 15日の第1局を徳田四段が制して迎えた第2局は、互いに飛車先の歩を突き合う相掛かりの戦いとなり、先手番の斉藤三段が序盤から飛車角の大駒を主体に攻勢を仕掛ける展開に。しかし徳田四段が冷静に受け続けて優勢を築き、反撃に成功して勝ちきった。

 徳田四段は山口県周南市出身、小林健二・九段門下。加古川青流戦3番勝負をストレートで制したのは、2018年の大橋貴洸六段(当時四段)以来4年ぶり4人目となる。表彰式で優勝カップを受け取り「このような舞台にまた立てるよう、頑張りたい」と今後の活躍を誓った。

 一方の斉藤三段は棋士養成機関奨励会員として初の本棋戦優勝を果たせなかった。終局後、「緊張もあり手が伸びなかった。今回の経験を生かして奨励会を通過したい」と前を向いた。(井原尚基)

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