囲碁の関航太郎天元（２１）に伊田篤史九段（２８）が挑む第４８期天元戦５番勝負（神戸新聞社主催）の第４局は１日午前、兵庫県洲本市のホテルニューアワジで始まった。序盤から熱い戦いを繰り広げる中、両棋士はおやつの時間を迎えた。

　関天元は昨年の天元戦第４局でも注文した「苺のショートケーキ」をオーダー。淡路島産のイチゴ（紅ほっぺ）とあっさりした生クリームを、自家製スポンジ生地で挟んでおり、同ホテルの喫茶コーナーでも定番の一品という。ウーロン茶（氷あり）も頼んだ。

　伊田九段は「竹炭ショコラと柚子の香り」を頼んだ。柚子のクリームやジュレ、ショコラブリュレを重ねた上に、キンカンやブルーベリーも添えられ、さわやかな酸味と甘さが入り交じる。淡路島産の竹炭を混ぜたチョコレートもトッピングされている。オレンジジュース（氷なし）も注文した。

　いずれのメニューも同ホテルの喫茶コーナーで、来館者にも提供されている。（小林伸哉）

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