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第4局で勝利し、感想戦で対局を振り返る関航太郎天元=1日午後、洲本市小路谷、ホテルニューアワジ(撮影・長嶺麻子)
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第4局で勝利し、感想戦で対局を振り返る関航太郎天元=1日午後、洲本市小路谷、ホテルニューアワジ(撮影・長嶺麻子)

 囲碁の関航太郎天元(21)に伊田篤史九段(28)が挑む第48期天元戦5番勝負の第4局が1日、兵庫県洲本市のホテルニューアワジで打たれ、午後4時47分、白番の関が192手までで中押し勝ちした。対戦成績は両者2勝2敗のタイになった。

 持ち時間各3時間のうち、残りは伊田1分、関3分。第5局は15日、徳島市の「徳島グランヴィリオホテル」で行われる。

 伊田の2勝1敗で迎えた第4局。黒番の伊田は第一着を天元(10十=盤の中央)に打ち下ろし、白番だった第1局の2手目に続き、最初の手で天元に打ち込む異例の立ち上がりになった。午前の戦いでは伊田が黒45(15八)などで自陣を固めながら白5子を狙い、関は白46(12三)~60(15四)と右上隅を生きてフリカワリとなった。

 午後、伊田が左上隅への侵入を見て黒81(3六)とコスんだ場面で関が白88(3八)~90(3十一)と二間に開き、優位を拡大。伊田は黒135(6十)~137(4九)から白の根拠に侵入し、勝敗を決するコウ争いに持ち込んだが、伊田のコウ材が足りず、関が押し切った。

 立会人の山田規三生九段(50)は「関天元の冷静な打ち回しが印象的だった。両者とも戦いの碁で波長が合うと思うので、第5局は、どちらがペースを握るかが鍵になるだろう」と話した。(井原尚基)

【関航太郎天元の話】黒65(13六)と黒が中央を取り、白が右上隅を制すフリカワリは、白が打てると思っていた。黒135(6十)、137(4九)からの139(2十)が思ったより厳しく、一瞬わからなくなった。黒153(1十三)からコウになるのであれば、いけるのではと思った。それなりに納得できる碁を打てた。

【伊田篤史九段の話】右下の定石に進めば、天元に石を置いた意味があるので、仕方ないと思っていた。黒135(6十)、137(4九)、139(2十)で手になったとは思ったものの、勝ちの図があるのかはわからない。黒153(1十三)からのコウではダメだが、他の手も自信がない。切り替えて第5局に臨みたい。

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