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指し初め式に臨む谷川浩司十七世名人=関西将棋会館(日本将棋連盟提供)
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指し初め式に臨む谷川浩司十七世名人=関西将棋会館(日本将棋連盟提供)
打ち初め式でファンと対局する井山裕太三冠=日本棋院梅田囲碁サロン
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打ち初め式でファンと対局する井山裕太三冠=日本棋院梅田囲碁サロン

 関西棋界の1年間の始まりとなる将棋の指し初め式、囲碁の打ち初め式が大阪市内の各地で行われた。関西将棋会館では棋士や女流棋士がリレー形式で対局し、日本棋院梅田囲碁サロンと関西棋院では、棋士とファンによる連碁が行われた。各会場で、トップ棋士らが新年の抱負を述べた。

 関西将棋会館で行われた指し初め式では、谷川浩司十七世名人(60)=神戸市=が「将棋界は藤井聡太竜王の活躍で盛り上がっているが、一世代上の関西のトップ棋士には一層の奮起を期待したい」と若手を鼓舞。昨年、一般女性と結婚した斎藤慎太郎八段(29)は「結婚を機に活躍している棋士も多く、自分もその一人となれるように頑張りたい」と目標を語った。

 日本棋院梅田囲碁サロンでは、井山裕太三冠(33)が「最近は若手棋士らがさまざまな形で囲碁界を盛り上げ、非常に頼もしい。私自身は、もう少し対局で盛り上げられるように精いっぱい頑張りたい」と抱負を述べた。

 関西棋院では、昨年末に竜星戦準優勝の成績を残した結城聡九段(50)=神戸市=が「最近は相手が強すぎて対局は苦しいが、AI(人工知能)にも向き合いながら頑張りたい」と意気込みを語り、小学校3年の最年少プロ、藤田怜央初段(9)はマイクを向けられると小さな声で「頑張ります」と述べた。

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