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「関西での公演は、帰ってきた、という感じがする」と話す望海風斗=大阪市内
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「関西での公演は、帰ってきた、という感じがする」と話す望海風斗=大阪市内

 元宝塚歌劇団雪組トップ望海風斗(のぞみふうと)の主演で、日本版はこれが初演となるブロードウェーミュージカル「ドリームガールズ」が2月20日~3月5日、大阪・梅田芸術劇場で上演される。現在はけいこの真っ最中で、「とにかく熱い舞台を『体感』してほしい」とアピールする。

 望海は宝塚歌劇団に2003年入団。抜群の歌唱力で、17年に雪組トップに就任、21年に退団した。

 映画化もされてヒットした本作は1960年代の米ショービジネスの世界を描く。たぐいまれな歌唱力でスターダムを上るディーナを望海が演じる。自身も若い頃から舞台に立ち、「とにかく、やりたいことに向けて突き進んできたので、ディーナの生き方に共感する部分がある」という。

 宝塚退団後は女性としての声で歌うため、キーを上げてボイストレーニングを積んできた。今回のディーナ役は圧倒的な歌唱力が必要で、「曲が多くて、覚えるのが大変」と望海。加えて「こんなに踊るとは。早変わりも多く、やる方は必死ですが、観客はきっと楽しいはず」と苦労を明かす。

 ドリームガールズはソウルミュージックの黒人女性グループ。これまでミュージカルで歌ってきた曲とは曲調が違い、「自分にとって大きな挑戦。難しいけれど素晴らしい経験になる」と話している。

 梅田芸術劇場TEL06・6377・3800

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