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75周年記念公演に出演する中野章三さん
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75周年記念公演に出演する中野章三さん

 日本のタップダンス界をけん引してきた「中野ブラザーズ」の75周年記念公演が、3月4日に兵庫県立芸術文化センター(西宮市)である。

 東京で大衆演劇の一座に生まれた、中野啓介さんと章三さんの兄弟で結成。京都でタップの手ほどきを受け、米軍キャンプ回りを経て、江利チエミさんの舞台や米ラスベガスのショーで成功を収めた。東京と福岡で後進の指導も行い、啓介さんが2010年に他界した後も、章三さんが看板を守り活動を続けている。

 関西での記念公演は、西宮市に拠点を置く教え子の白井博之さんが企画。「タップを中心とするエンターテインメントを作り上げた第一人者。そのスタイルを継承し、広めていきたい」と現役最高齢のレジェンドへの思いを語る。

 章三さんはジャズやオリジナルナンバーに合わせて熟練の芸を披露し、北野武監督作「座頭市」の振り付けで知られるHideboHさんとの共演も。クラウン(道化師)や太神楽(だいかぐら)、関西の中堅ダンサーたちを交え、華やかなステージを繰り広げる。

 午後6時開演。前売り5千円、当日5500円。同センターTEL0798・68・0255

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