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初舞台公演メドレー「クライマックス」で踊る天華えま=宝塚市栄町1、宝塚バウホール
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初舞台公演メドレー「クライマックス」で踊る天華えま=宝塚市栄町1、宝塚バウホール
一幕のフィナーレで華やかに歌い踊る天華えま(中央)ら出演者=宝塚市栄町1、宝塚バウホール
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一幕のフィナーレで華やかに歌い踊る天華えま(中央)ら出演者=宝塚市栄町1、宝塚バウホール
2幕冒頭、コンテンポラリーダンスで新たな表情を見せる天華えま=宝塚市栄町1、宝塚バウホール
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2幕冒頭、コンテンポラリーダンスで新たな表情を見せる天華えま=宝塚市栄町1、宝塚バウホール
黒燕尾(えんび)でポーズを決める天華えま=宝塚市栄町1、宝塚バウホール
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黒燕尾(えんび)でポーズを決める天華えま=宝塚市栄町1、宝塚バウホール
フィナーレで晴れやかな表情を見せる天華えま(中央)ら出演者=宝塚市栄町1、宝塚バウホール
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フィナーレで晴れやかな表情を見せる天華えま(中央)ら出演者=宝塚市栄町1、宝塚バウホール

 宝塚歌劇星組公演バウワークショップ「Stella Voice(ステラ・ボイス)」が1日、宝塚バウホール(兵庫県宝塚市栄町1)で開幕した。主要キャストの天華(あまはな)えまが伸びやかな歌声と躍動感あるダンスで観客を魅了した。

 幕が上がると、舞台上にはドラムやギター、ピアノのバンドセット。伴奏者も舞台に上げる趣向に期待が高まる。

 歌は、人気ミュージカルの主題歌や宝塚公演の名曲などを集めた。出演者計17人それぞれが選んだ憧れの曲を歌うソロ・パートも用意され、聞き応えあるステージとなった。

 まずは天華が「ミー・アンド・マイガール」から「街灯によりかかって」を披露し、一気に客席を引き込む。出演者らの初舞台公演のショーナンバーをメドレーにしたパートはテンポよく、見る者もいつのまにかリズムに合わせて体が揺れる。

 2幕は森優貴振付のコンテンポラリーダンスでの幕開き。暗めの照明の下、切れ味鋭い動きに空気がピンと張り詰め、ショー全体も引き締めていた。歌う時に見せるのとは異なる研ぎ澄まされた天華の表情が印象的だった。

 稀惺(きしょう)かずとの「オルフェンズの涙」をはじめ、後半に進むにつれソロ歌唱が情感豊かになり、目を見張る。終盤、星組で歌い継がれる「青い星の上で」を17人で声をそろえ、一気に突き進む。

 フィナーレでテーマ曲「ステラ・ボイス」を演者全員で伸びやかに歌い、若いエネルギーに満ちた公演だった。9日まで。(小尾絵生)

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