神戸を拠点に、明治・大正期に躍動した総合商社・鈴木商店の盛衰を描く舞台劇が4月10日から、東京と神戸で順次上演される。2018年に東京で初演され、20年には神戸公演が決まったが、新型コロナウイルスの感染拡大で中止に。この間、ロシアのウクライナ侵攻もあり、世界は揺らいだが、役者らは公演に希望のメッセージを込める。「どんな状況でも明日は来る。次へ進め!」(末永陽子)
鈴木商店は1874(明治7)年に創業。造船や製鉄など80もの事業を展開し急成長した。昭和初期の金融恐慌で破綻したものの、流れをくむ双日(東京)や神戸製鋼所、帝人、サッポロビールなどゆかりの企業は今も日本経済を支えている。
演じるのは、劇団LiveUpCapsules(ライブアップカプセルズ)による「彼(か)の男 十字路に身を置かんとす」(神戸新聞社など後援)。主宰の村田裕子さん(44)が、大番頭の金子直吉らの「会社の利益だけではなく、国のために世界に挑む姿」に魅了され、舞台化した。
5年ぶりの東京上演と神戸での待望の初舞台に向け、メンバーは心一つに稽古に励む。主人公は金子。金子と二人三脚で会社を育てた本店支配人の西川文蔵、ロンドン支店長を務め、後に日商(現双日)を創業した高畑誠一の3人を中心に、鈴木商店の激動期を描く。
「いけ! まっしぐらじゃー」と金子が叫べば、若手社員らは「やってやりますよ」と意気込む。
テンポのいいせりふの応酬と、熱量あふれる演技が見どころ。売上高を日本一に押し上げた金子のリーダーシップ、実務面で支えた西川の実直さ、高畑の先見の明が浮かび上がる。そして、物語は焼き打ち事件へ向かう-。
双日の社員も4月上旬には稽古場に激励に訪れ、金子の人物像や商店の歴史を改めて語った。役者たちは質問を重ね、役作りに生かした。村田さんはせりふや演出を見直し、ゼロから作ったといい、「神戸から世界に挑んだ人たちの情熱を感じてほしい」と話す。
東京公演は10~16日、新宿区のシアターサンモール▽神戸は20~23日、神戸市中央区新港町の神戸ポートオアシス。チケットは前売り、当日とも4千円。J-Stage NaviTEL03・6672・2421
■「エールファンド」で公演後押し
神戸新聞社は公演を機に、2017年出版の「遙(はる)かな海路~巨大商社・鈴木商店が残したもの」を復刊する。当社運営のクラウドファンディング「エールファンド」で公演を後押しする事業も展開する。
支援は1口3千円~1万6400円。返礼品は金額に応じて復刊本や観劇予約券など。売り上げの一部を、神戸市立図書館への本の寄贈に充てる。12日まで。詳しくは「エールファンド」で検索する。

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