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口上で緊張した面持ちの(左から)吉田裕とアキ、ボケまくる間寛平(吉本興業提供)
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口上で緊張した面持ちの(左から)吉田裕とアキ、ボケまくる間寛平(吉本興業提供)
紋付きはかま姿で行われた口上(吉本興業提供)
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紋付きはかま姿で行われた口上(吉本興業提供)
新座長2人の初公演にはベテラン座員らが出演した(吉本興業提供)
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新座長2人の初公演にはベテラン座員らが出演した(吉本興業提供)
初公演の後に間寛平(中央)から絶賛され、ホッとした表情を浮かべる吉田裕(左)とアキ=大阪市中央区、吉本興業
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初公演の後に間寛平(中央)から絶賛され、ホッとした表情を浮かべる吉田裕(左)とアキ=大阪市中央区、吉本興業

 吉本新喜劇の新座長に兵庫県高砂市出身の吉田裕とアキ=大阪府岸和田市出身=が就任し、2日、お披露目の初公演がなんばグランド花月(大阪市中央区)であった。6年ぶりの口上もあり、新喜劇を代表する俳優が出演して2人の門出を祝った。

 口上には間寛平、すっちー、酒井藍、川畑泰史が紋付きはかま姿で登場。寛平が「会社から2人が新座長になると聞きまして、僕も本人たちも『えーっ』とびっくりで」と話し出すと、緊張した面持ちの2人は笑いを浮かべ、師匠らのボケにツッコミを入れていた。

 2人が主役を務めた座長公演は隙のない、息の合った展開が続き、島田珠代や浅香あき恵、山田花子らが舞台に花を添えた。公演後、寛平から「ずっとコンビだったかのように気があっていた。こんなに笑いが起こるとは思わんかったからうれしかった」と褒められた吉田は「2人で今までいろんな舞台を一緒に踏んできた。出ていただいた先輩たちのパワーもすごかったです」とほっとした表情を見せた。アキは「64年の歴史を引き継ぎながら、新しいものに挑戦して、世の中のスピードについていきたい」と抱負を語った。

 新座長の就任は2017年の酒井以来で6年ぶり。座長はすっちー、酒井、アキ、吉田の4人体制となった。お披露目公演は8日まで。(津田和納)

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