藤井聡太七冠(左)と井山裕太二冠
藤井聡太七冠(左)と井山裕太二冠

 優れた関西ゆかりの棋士をたたえる「第31回関西囲碁将棋記者クラブ賞」の授賞式がこのほど、大阪市内で開かれた。将棋の藤井聡太七冠(21)=竜王、名人、王位、叡王、棋王、王将、棋聖=は3年連続3回目、囲碁の井山裕太二冠(34)=王座、碁聖=は3年連続15回目の受賞となる。(小林伸哉)

 クラブ加盟20社の担当者が、将棋は2022年度、囲碁は22年の成績を基にして投票で選んだ。

 藤井王位は22年度、棋王のタイトルを奪取して史上最年少で六冠に。さらに史上初めて将棋日本シリーズなど一般4棋戦すべてを制覇した。