文化財レスキューに関わることは「文化の継承、復興につながると確信している」と話す廣田生馬学芸員=神戸市立博物館
文化財レスキューに関わることは「文化の継承、復興につながると確信している」と話す廣田生馬学芸員=神戸市立博物館

 「見捨てられていない。それだけで心強かった」

 阪神・淡路大震災発生の1カ月後、国内約400館でつくる全国美術館会議から1枚のファクスを受け取った神戸市立小磯記念美術館学芸員、廣田生馬(現神戸市立博物館学芸員)は、「何か支援が必要なことはありますか」という文面に奮い立った。