宮城県気仙沼市の「東日本大震災遺構・伝承館」で語り部を務める佐藤結月さん。「教室の黒板に書かれた日付や床に残る魚の骨など、細かいところも伝えたい」=2月
 宮城県気仙沼市の「東日本大震災遺構・伝承館」で語り部を務める佐藤結月さん。「教室の黒板に書かれた日付や床に残る魚の骨など、細かいところも伝えたい」=2月

 東日本大震災の被災地では、語り部が記憶と教訓の伝承に取り組んできた。目に見える被害の爪痕が減る中、次の災害に備えた継承活動はさらに重みを増す。近年、遺族や被災者が占めていた語り部に、若い世代が加わり始めた。震災の記憶や体験がない若者たちが、語る側に回った思いとは。背景を取材した。