オーギュスト・ロダン「青銅時代」(1877年 ブロンズ 国立西洋美術館 松方コレクション 撮影:©上野則宏)
オーギュスト・ロダン「青銅時代」(1877年 ブロンズ 国立西洋美術館 松方コレクション 撮影:©上野則宏)

 10月10日に兵庫県立美術館(神戸市中央区脇浜海岸通1)で開幕する企画展「松方幸次郎×山村徳太郎 蒐集のパッション-ロダンを日本へ、具体を世界へ」(神戸新聞社など主催)の関連イベントと前売り券販売の詳細が発表された。

 川崎造船所(現川崎重工業)の初代社長で、日本における西洋美術の礎を築いた松方幸次郎(1866~1950年)の生誕160年と、前衛美術の一大コレクターとして知られる山村硝子元社長・山村徳太郎(1926~86年)の生誕100年を記念する企画展。同美術館、国立西洋美術館(東京)が所蔵する松方と山村のコレクションから、ロダンの「青銅時代」などの近代美術や、戦後日本の前衛美術を率いた「具体」の作品計67点を展示する。神戸にゆかりの深い松方、山村両者が掲げた「美術を公共のものに」という理念に迫る。

 11月1日、フランスの認定保存修復家の藤原徹さんら専門家5人による美術館における彫刻作品の活用と管理について意見を交わす記念シンポジウムが、同23日には国立西洋美術館の陳岡めぐみ学芸課長が松方コレクションとロダンの関係について解説する記念講演会が開かれる。いずれも当日先着150人(要観覧券)。

 前売り券(一般1600円)は7月31日から10月9日まで、ローソンチケットやチケットぴあなどで販売する。当日券は一般1800円など。詳細は兵庫県立美術館のホームページで。同美術館TEL078・262・1011

(安藤真子)