業務用食品卸トーホー(神戸市東灘区)の食品スーパー事業からの撤退に伴い、計16店舗を引き継ぐ流通大手バローホールディングス(HD、岐阜県)が21日、業態転換第1号としてドラッグストア「V・ドラッグ」2店を神戸市垂水区でオープンさせた。住民らの要望に応え、食品の割合を増やし、野菜や肉の生鮮商品も取り扱う。
同HDはグループでの「関西強化」を掲げ、これまでにV・ドラッグと調剤薬局を大阪、京都、滋賀の3府県に計15店舗展開。兵庫県へは初出店で、トーホーストアから2025年1月までに11店を順次、V・ドラッグに転換する。