神戸新聞NEXT
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 温室効果ガスの排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルの実現に向け、最新の企業の取り組みや市民の役割について学ぶ公開セミナーが6月15日、神戸市東灘区の神戸国際大で開かれる。「商品開発・管理学会」の付属研究所(所長=滋野英憲・神戸国際大経済学部教授)が主催する。

 法政大人間環境学部の竹原正篤特任准教授が基調講演するほか、金属リサイクル会社の古谷商店(大阪府東大阪市)の古谷太嗣取締役らが、廃プラスチックを効率よく熱分解して再資源化する技術などについて説明する。また、廃車や廃家電に含まれるプラスチックなどを炭化して、藻場再生の材料に変える取り組みをしている大木工藝(大津市)の大木武彦社長らが、最新の研究成果を発表する。

 午後1時半~6時。参加費千円。終了後には神戸・三宮で情報交換会(参加費5千円)もある。専用フォーム=QRコード=から申し込む。