開発する次世代蓄電池のイメージ(三菱電機提供)
開発する次世代蓄電池のイメージ(三菱電機提供)

 三菱電機は、同社伊丹製作所(尼崎市)で、電車がブレーキをかけた際に発生する電気をためて、同じ車両の動力に使う次世代蓄電池の開発を進めている。発生する電気は他の電車などに使われているが使い切れていない。同社は実現すれば、発生した電気を無駄なく使え、走行に必要な電力を3割程度削減できると見込み、2026年度の商用化を目指す。(石川 翠)