報道関係者向けの説明会で、国際線の就航を検討する意向を示したスカイマークの本橋学社長(中央)ら同社役員=神戸市中央区
報道関係者向けの説明会で、国際線の就航を検討する意向を示したスカイマークの本橋学社長(中央)ら同社役員=神戸市中央区

 スカイマークの本橋学社長は28日、神戸市内で説明会を開き、神戸空港の国際化を「大きなチャンス」と語り、国際線の就航を検討する意向を明らかにした。インバウンド(訪日客)獲得に向け、海外航空会社との競争力や航空機の稼働が少ない夜間の需要を見定め、実現可能性を判断する。

 同空港では2025年春に国際チャーター便が解禁され、30年前後から1日40回発着を上限に国際定期便の就航が可能になる。韓国の大韓航空やベトナムの格安航空会社(LCC)「ベトジェットエア」によるチャーター便の運航が相次いで発表され、本橋社長は「神戸空港の評価の高さを感じている。40枠もあっという間に埋まる可能性が高い」との見方を示した。