■流通・トーホーストア後継探し奔走 広岡磨璃
さようならトーホーストア、スーパー玉出。初めまして八百鮮、来年からよろしくオーケー。今年も兵庫県内で、競争激化によるスーパーの撤退、進出が激しく、関心をそそられ続けた。
11月21日、トーホーストアは最後の店を閉じ、64年の歴史に幕を下ろした。トーホー(神戸市東灘区)が食品スーパー事業を譲渡する方針を発表してから全店閉店までの約2年で、大半の店の後継が決まった。細切れに出る譲渡の知らせから、同社が譲渡先探しに奔走する様子が感じられた。その姿勢に敬意を表したい。後継各社も特色ある店づくりや新業態に挑戦しており、地域に根付くよう期待している。