新卒学生の採用へ、攻めの活動を展開する中堅・中小企業が増えてきた。県内企業も、学生カフェでの交流会、社員による後輩や知人の勧誘、部活動への飛び込みなどアプローチを工夫。売り手市場が続く中、大手企業と交じって埋もれがちな就活サイトから離れ、ひと味違う手段で人材確保を目指す。(塩津あかね)
大学カフェで交流会企画
関西学院大の神戸三田キャンパス(三田市)。学内に設けられた就職支援カフェ「BiZCAFE(ビズカフェ)」で、神鋼鋼線工業(尼崎市)の採用担当者と学生の交流会が開かれていた。参加者は1年生4人と3年生が1人。気軽な雰囲気の中で、1年生からは「大学時代にやっておいた方が良いことは」といった、就活にとらわれない質問も出た。
神鋼鋼線は毎年、10人程度の採用を計画するが、特に理系の採用が厳しいという。リクナビやマイナビといった大手就活サイトでは、「知名度の低い企業はうずもれてしまい、学生の目にとまらない。カフェでは自社の魅力を十分に伝えられる」(川合博朗採用担当部長)からだ。























