JR西日本とJR東海は8日、東海道・山陽新幹線の個室席「Supreme Class(スプリーム・クラス)」を報道向けに公開した。同新幹線でグリーン車以上の座席を設けるのは初めて。10月1日からサービスを始める。
個室は1編成16両のうち、7号車と10号車に1室ずつ設ける。広さは2・7平方メートルと1・9平方メートル。7号車は2人で使える。
座席は革張りの電動リクライニングシートで、木製のテーブルが付く。播州織など沿線府県の工芸品を壁に飾り、高級感を出した。鉄道車両では世界初というガラス製アンテナを窓に取り付け、個室客専用のWi-Fi(ワイファイ)を提供する。ICカードなどで個室のドアを施錠できるほか、飲み物やお菓子の無料サービスもある。
当面は1日に上下計12本を運行し、2027年3月には約30本に増やす。東京-新神戸間の料金(通常期)は、普通車指定席の約3倍となる4万2980円から。9月15日からネットで予約を受け付ける。
JR西の宮内栄治新幹線企画部長は「より快適な環境で移動したいという声に応じた。特別な日に使ってほしい」と話した。(荻野俊太郎)























