不二電気工事の藤田智香社長(中央)。元気に働くために、女性社員には婦人科のかかりつけ医を持つことを勧めている=尼崎市武庫之荘6
不二電気工事の藤田智香社長(中央)。元気に働くために、女性社員には婦人科のかかりつけ医を持つことを勧めている=尼崎市武庫之荘6

 建設業で照明や空調などの施工管理を専門にする不二電気工事(尼崎市武庫之荘6)は、女性の活躍を推進する企業として、兵庫県と神戸市の「プラチナミモザ」や厚生労働省の「えるぼし」などの認定を受けている。専務を経て昨年10月に就任した藤田智香(ちか)社長(52)は、自身の経験も踏まえ「女性活躍というより、男性も女性も働きやすい環境を整備してきた結果」と振り返る。

 同社は、社員24人のうち半数を女性が占める。7年前、子連れ出勤制度を導入した。従来は台風による急な休校時などに個別に社長が許可をしていた。子連れに否定的な意見も社内にはあり、肩身の狭い思いをする人を減らそうと制度化した。利用は保育園や小学生の子がいる社員が中心で、夏休みや冬休み中、災害時など柔軟な判断に任せている。ほかにも、不妊治療のクリニックとの連携や、介護相談窓口の紹介などもしている。