財政破綻の一歩手前で、都道府県としては前例のない「早期健全化団体」に転落する恐れが明らかになった兵庫県。金利の上昇で過去に発行した多額の県債の利払いが膨らむ一方、借金返済のために積み立てる基金(貯金)の不足が財政を圧迫している。巨費を投じる県庁舎の建て替え事業や独自の施策などへの影響が懸念される。
兵庫県は1995年に起きた阪神・淡路大震災後の低金利時代に、防潮堤の整備や河川改修、治山など防災・減災の先行投資を積極的に行った。その影響で過去に発行した県債残高が多く、利息の支払いで金利上昇の影響を受けやすい財政構造になっている。























