阪神電鉄開業前年の1904(明治37)年、鉄道用の火力発電所として建てられた「レンガ倉庫」(尼崎市北城内、非公開)が近く解体されることが、同社への取材で分かった。文化財指定はないものの、開業時の様子を伝える唯一の遺産で、「工都・尼崎」のランドマーク。来年4月の開業120年を前に姿を消すことになり、惜しむ声も上がる。(広畑千春)
阪神電鉄開業前年の1904(明治37)年、鉄道用の火力発電所として建てられた「レンガ倉庫」(尼崎市北城内、非公開)が近く解体されることが、同社への取材で分かった。文化財指定はないものの、開業時の様子を伝える唯一の遺産で、「工都・尼崎」のランドマーク。来年4月の開業120年を前に姿を消すことになり、惜しむ声も上がる。(広畑千春)