内覧会で思いを語る長谷川義史さん=尼崎市昭和通2
内覧会で思いを語る長谷川義史さん=尼崎市昭和通2

 ユーモアとぬくもりのある作風で人気の絵本作家、長谷川義史さん(64)の原画などを集めた企画展「とびだせ!長谷川義史展」が2日、尼崎市総合文化センター(尼崎市昭和通2)の美術ホールで始まった。テレビ番組の企画でスケッチした尼崎の風景を含む約230点を展示。1日には内覧会とギャラリートークがあり、長谷川さんが幼少期から現在までのエピソードなどを交えながら作品を解説した。(吉田敦史)

 長谷川さんは大阪府藤井寺市出身で、現在も大阪を拠点に創作を続けている。同展は2022年から姫路市と京都府、静岡、長野、奈良県を巡回し、開館50周年を迎えた同センターが最終会場として追加された。