■手塚治虫記念館で企画展
動物をモチーフにした美少女が登場するアニメ「けものフレンズ」の企画展が、兵庫県宝塚市武庫川町の手塚治虫記念館で開かれている。千点以上のイラストが並び、パンダやシマウマなど400種類以上のキャラクターを紹介している。2月23日まで。(池田大介)
「ケロロ軍曹」で知られる漫画家の吉崎観音(みね)さんがデザインを手がけ、2014年から、けものフレンズプロジェクトとしてゲームやコミック、アニメなどでメディアミックスを展開する。
超巨大動物園「ジャパリパーク」を舞台に、人間化した動物「アニマルガール」が活躍する内容で、かわいらしいキャラクターや種類の多さが人気を集めた。
プロジェクト誕生から10周年を記念し、会場ではこれまでのイラストや資料を一堂に展示。壁一面にイラストが並び、イヌやネコ、ウシなどの動物からUMA(未確認生物)までグループ別で取り上げている。
他にも、アニメの主要キャラクターのネコ科サーバルとカラカルが触れ合うイラストや、アニメの未公開プロモーションビデオ(PV)案の絵コンテ、ジャパリパークの設定資料もある。
吉崎さんは、同記念館での開催に「まさに夢のような出来事」とし、手塚について「メジャー漫画の頂点にして、マイナージャンルの覇者というイメージ」とコメントした。
午前9時半~午後5時(入館は午後4時半まで)。12月26日~31日と月曜休館(祝日の場合は開館)。一般700円、中高生300円、小学生100円。記念館TEL0797・81・2970
























