半世紀以上にわたり、住民の心身を温めてきた宝塚市の共同浴場「ほっこり湯」(大成町)が2027年3月末でのれんを下ろす。建物の老朽化などのため、運営するNPO法人が廃業を決めた。市内で唯一の銭湯(一般公衆浴場)の閉店に惜しむ声が相次いでいる。
市が1970年に開設し、共同浴場「わかくさ湯」として地元の蔵人自治会が運営していた。当時は自宅に風呂がない家庭もあり、多くの利用客でにぎわった。阪神・淡路大震災では2週間後に営業を再開し、大勢の被災者が訪れた。
半世紀以上にわたり、住民の心身を温めてきた宝塚市の共同浴場「ほっこり湯」(大成町)が2027年3月末でのれんを下ろす。建物の老朽化などのため、運営するNPO法人が廃業を決めた。市内で唯一の銭湯(一般公衆浴場)の閉店に惜しむ声が相次いでいる。
市が1970年に開設し、共同浴場「わかくさ湯」として地元の蔵人自治会が運営していた。当時は自宅に風呂がない家庭もあり、多くの利用客でにぎわった。阪神・淡路大震災では2週間後に営業を再開し、大勢の被災者が訪れた。