小瀬秋雄さんの仏壇に手を合わす母親の盛山時枝さん。「いつまでもうじうじしていられない。秋雄が浮かばれないから」=伊丹市内
小瀬秋雄さんの仏壇に手を合わす母親の盛山時枝さん。「いつまでもうじうじしていられない。秋雄が浮かばれないから」=伊丹市内

 川西市栄根2の路上で2002年5月、伊丹市の会社員小瀬秋雄さん=当時(30)=が刺殺された事件は23日、未解決のまま発生から24年を迎えた。同日夜、現場近くでチラシを配って情報提供を求めた母親の盛山時枝さん(78)=同市=は「亡くなった人は帰ってこない」と悔しさをかみしめた。(田中朋也)

 ■形見の品、今も実家の一室に

 秋雄さんは02年5月23日午後11時40分ごろ、県道の側道で、エンジンを切ったバイクにまたがった状態で見つかった。胸を刃物のような物で刺されており、24日未明に搬送先の病院で亡くなった。これまでに有力な手がかりはなく、凶器も発見されていない。県警に寄せられた情報は計95件で、昨年1年間では3件にとどまった。