将来の学校の姿を住民に問う一環で、教育長と意見交換した中学生=猪名川町原
将来の学校の姿を住民に問う一環で、教育長と意見交換した中学生=猪名川町原

 猪名川町教育委員会は、公立小中学校(中学2校、小学6校)の統合再編について、住民に望ましい在り方を問うアンケートを始めた。町内ではコロナウイルス禍後の出生数の落ち込みが響き、今後5年で小学生の人数は半減、中学生は24%減を見込む。調査結果は、識者らでつくる諮問機関の議論に生かすという。(小林良多)

 町の人口は、1970年代以降の宅地開発に伴って急増したが、小学生の人数は95年に、中学生は99年にピークに達した後、減少傾向が続いている。

 町教委は2018年、将来の学校の在り方に関する基本方針をまとめ、3校あった中学校を2校に再編。北部の小学校2校は、町全域から通える小規模特別認定校制を導入するなど見直しを進めてきた。

 一方、コロナ禍により町内の出生数は減少傾向が一層顕著に。町の推計では、28年に小学校6校に入学する新1年生の合計数が、27年比で4割減の94人となり、100人を切る見込みとなった。